千葉中央駅から徒歩５分の整骨院鍼灸院アシストです。
普段、治療をしている中で患者様や学生と会話をしていると、「この仕事に就くにはどうしたらいいの？」「どんな資格が必要なの？」などと聞かれることがたまにあります。
本日は「鍼灸師」と言う、仕事、資格について説明いたします。進路について考えてる学生さんは参考にしてみてください。
実際に治療に来ていた高校生で、色々と話しをしていく中で鍼灸の道へ進んでいった学生もいました。
・鍼灸師とは
まず初めに「鍼灸師」とは一つの資格ではなく「はり師」「きゅう師」二つのそれぞれの資格を持っている人の事をまとめて「鍼灸師」と呼ぶときに使う言葉であり、鍼灸師と言う資格は厳密には存在しません。
はり師は鍼を用いて、きゅう師はお灸を用いて、全身に存在する経穴と呼ばれるツボを刺激して、体の内側からその人の自然治癒力を高めていきます。
・どうすれば鍼灸師になれるの？
鍼灸師になるためには、高校を卒業後、厚生労働省の許可した鍼灸師養成課程のある専門学校か文部科学省の指定した四年制大学で解剖学、生理学、病理学、公衆衛生学などの基礎系科目と鍼灸理論、東洋医学概論、経絡経穴などの臨床系専門科目を勉強します。
２月に国家試験を受験し、合格をしたのち、免許書の申請（厚生労働省の名簿に登録されると）すると、晴れて、厚生労働大臣免許のはり師・きゅう師となります。
※試験科目は「はり師」と「きゅう師」でわかれていますが、同時に受ける場合は共通科目の試験は免除されます。
はり師・きゅう師の免許を取得すると、鍼灸院を開設する権利があります。また、整骨院や鍼灸院、中には病院などで働くことができます。
当院の鍼灸師も専門学校を卒業した者、大学を卒業した者が在籍しております。
・鍼灸師の仕事とは？
全身に存在する経穴（ケイケツ）と呼ばれるツボに鍼やお灸を使い、体の内側からその人の自然治癒力を高める治療を行います。
また、筋肉や神経、靭帯などの体の中の組織を狙い、鍼治療やお灸を行う場合もあります。
ケガや病気に対しての治療以外にも、最近では美容分野での鍼やお灸の使用頻度も増えております。
より詳しく聞きたい方は、スタッフにお声かけください。