9月前半から10月前半に日本の南岸沿いに現れる停滞前線を秋雨前線と言います。
真夏の亜熱帯高気圧が南へ遠ざかり、日本海や北日本へ張り出してきた寒帯高気圧との境にできる前線で、成因や性質は梅雨前線によく似ていますが、長続きせず、始まりと終わりが明確でないことが多いです。
そのため、東日本の雨量は梅雨期よりも多くなり、台風が接近すると大雨を降らせます。
そんな、梅雨前線や台風により、人の身体は気圧の影響を受けてしまいます。
また、段々と最低気温が下がってくる季節の変わり目でもあります。
そうなると、人の体の中にある血管は、
暑ければ熱を逃がす為に血管を拡張し血液を循環させ、
逆に寒い時などは体温を保つために血管を収縮させ、熱を逃がさないようにします。
そして、太くなったり、細くなったりする血管を元に戻す働きをしているのが、自律神経です。
ですが、自律神経も気圧の影響により働きにくくなります。
そうなると、身体の血流のバランスが元に戻りにくくなり、頭痛やダルさなどの身体の不調が起きやすくなります。
自律神経の働きを調整することが得意なのが、鍼灸治療、つまり鍼灸師になります。
鍼とお灸をツボなどにしてあげる事により、自律神経が本来の働きを取り戻しやすくなります。
頭痛や身体のダルさなど、お身体の不調で気になる点がある場合はぜひ、お気軽に鍼灸師にご相談ください。