日本では趣味やトレーニングの一環としてランニングをされている方が多く、週に1回以上走っているランナーの方は推計549万人いるとも言われております。
当院にもランニングをされている方、ランニングによるケガや不調を訴える方が多く治療にいらっしゃいます。
特に、今年は6月に入ってから、ランニングでふくらはぎを痛めてしまった、ハムストリングスを痛めてしまったと言う方が多いです。
今回は、ランニングによる筋肉系の怪我(トラブル)を避けるために、必要な予防法をお伝えします。
・予防その1【水分補給】
何といっても大切なのは水分補給です。
筋肉の80%は水分です。
潤っているプルンプルンの筋肉と、水分を失って柔軟性の無い筋肉だと、どちらが筋肉を痛め易いか想像はつきやすいですよね?
部活動などが再開した、学生さん達も、水分補給を忘れずにするようにしましょう。
・予防その2【筋肉の柔軟性の確保】
今回は、怪我の多い、ハムストリングス、腓腹筋、ヒラメ筋のストレッチ。硬いと走るフォームを邪魔してしまう腸腰筋、大腿四頭筋のストレッチを紹介します。
脚の裏側にある筋肉はしっかりとストレッチをしてあげましょう。
股関節の前側にある筋肉が硬いままだと、足を後ろに引きずらくなってしまいます。
股関節をスムーズに使うためにしっかりと、前側の筋肉も伸ばしてあげましょう。
・予防その3【ポイントはお尻の筋力】
走るために必要な大臀筋を鍛えましょう。
お尻にある大臀筋を鍛える事で、股関節を使って推進力を得ることができ、ハムストリングスやふくらはぎにかかる負担も軽減します。
更にパワーアップするためには、実際の走るフォームに近づけた状態で行うトレーニングや、少し負荷の高いトレーニングも必要となってきます。
トレーニング動画などをまねてやってるけど、なかなか効果が出ない。
うまくできているかわからない。
そもそも、何をやればいいの?
と言う方は、トレーニング指導も行っておりますので、ぜひ、お気軽にお問い合わせください。
身体の機能を評価して、あたなに必要なトレーニングやセルフケアの方法を指導させていただきます。