こんにちは!
千葉中央駅から徒歩5分の整骨院鍼灸院アシストです!
身体の回復には、栄養と同じくらい「質の高い睡眠」が不可欠です。特に筋・骨格系の不調や痛みに対して、睡眠の質が治癒速度や再発リスクに大きく影響することが、近年の研究でも明らかになっています。
深いノンレム睡眠時には、脳下垂体前葉から成長ホルモン(GH)が最も多く分泌されます。このホルモンは、筋損傷の修復・骨の代謝促進・コラーゲン合成などに関与し、「筋肉の超回復」や「炎症の沈静化」に直接作用します。スポーツ外傷や筋疲労において、GHの分泌が低下していると、組織修復が遅れるケースもあります。
また、自律神経系のバランスも重要です。交感神経優位の状態が続くと、筋緊張・血管収縮・免疫抑制などが起こり、慢性的な疼痛や疲労が抜けにくくなります。質の高い睡眠によって副交感神経が優位になると、血流が改善し、筋肉・靭帯・関節包への栄養供給が活発になります。
さらに近年注目されているのが、脳内のグリア細胞(特にアストロサイト)による「老廃物のクリアランス機能」です。これは“睡眠中”に最も活性化し、神経炎症や慢性痛に関わる代謝産物の排出を促進します。
疲労感や不調が続いている方は、一度睡眠の質と身体のバランスの両方を見直して元気な生活を送りましょう!