日頃より整骨院鍼灸院アシストにご来院いただきありがとうございます。
鍼灸師の幸村てまりです!
9月19日~10月8日までは【デフサッカーW杯】でマレーシアに、
10月12日~14日までは【かごしま国体】で鹿児島県に行っておりました!
約1ヶ月間のトレーナー帯同を無事に終え、アシストに帰ってまいりました☺
あまり写真を載せることができず申し訳ありませんが、マレーシアや鹿児島の街並みや雰囲気をご覧ください!
【デフサッカーW杯】
皆さんは「デフ」という言葉は聞いたことがあるでしょうか?
デフとは、聴覚障がい者のことで、耳が聞こえない・聞こえにくい方々のことをあらわし、ろう者とも呼ばれています。
サッカーのルールはすべて健聴の方々と同じですが
●主審は笛とフラッグ両方を使用する(笛の音が聞こえず、ファウルやオフサイドなどに気付かないため)
●両耳の聴力70デシベル以上(掃除機の音)→人がうるさいと感じるレベル
●片耳の聴力90デシベル以上(大声の合唱)
●もう片耳の聴力50デシベル以上(静かな事務所、普通の会話)
と聴力、審判の規定が定められています!
また、国際ルールでは聞こえの良い方の聴力55デシベル以上とされています。
そのため、会話・コミュニケーションは手話が基本となります。
私は手話も人生初挑戦だったため、チーム合流前に指文字(指のみで50音を表現する手話)をひたすら覚えて挑みました!が、最初は全然選手に伝わらず、手話もいろいろ間違え、一回の会話に時間がかかってしまったり、うまく意味が伝わらずに文字におこして筆談にしたりしていました。
とにかく、わからない手話は全部その場で聞き、選手とたくさんコミュニケーションをとることを意識して臨み、
これからの行動や予定、何かの説明をするときもできる限り手話
試合中に選手が怪我をしてグラウンドに入った際にも手話
ご飯を食べながら会話するときも手話!!
ケアするときも手話!!!
お陰様で、マレーシアにいる3週間でたくさんの手話を覚えることができました(笑)
選手・スタッフの皆さん、ありがとうございました!
●マレーシアの街並み
気温は26~30℃の間で、湿気があるじめじめとした日が多かったです。
クアラルンプールにあるホテルに宿泊したため、街並みはカラフルでスーパーやショッピングモールも充実していました!
●ホテルのプールでクールダウン
●練習グラウンド
●試合会場・男子の応援
今回のW杯は、男女同時開催で行い
男子は準優勝!!!おめでとうございます!
女子は予選リーグ敗退という結果に終わりました。
今回サポートさせていただいたデフサッカー女子日本代表は、選手全8人という状況で4試合戦い抜きました。
1試合目 VSアメリカ 0-8
2試合目 VSイングランド 1-2
3試合目 VSポーランド 1-8
4試合目 VSトルコ 0-4
この大会期間中は、毎日選手全員のケアを行なっていました。
結果は残念ではありますが、私自身デフサッカーの魅力や面白さを肌で体感することができ、今後少しでも多くの方に知ってもらいたいと思いました。
また、日本選手に限らず、海外のデフ選手も含めて
明るく、フレンドリーに話しかけてくれる選手が多く、他国同士でお互いに手話の形が違ってもコミュニケーションを積極的にとっている姿が印象的でした!
今回の帯同を通して、サッカーの楽しさ、難しさを感じつつ
選手ファーストとは何か、トレーナーにできることは何か
色々な視点で考えることができた、とても良い機会になりました。
これからの活動に活かし、デフサッカーの更なる躍進と選手の活躍を楽しみにまたサポートしていければと思っています。
●帰国後、選手がアシストに来てくれました!
久住呂 文華 選手
岡田 拓也 選手
【燃ゆる感動 かごしま国体】
千葉県国体少年女子サッカーに帯同させていただきました。
8月に強豪の埼玉県に勝利し、念願の本戦出場となりました!
鹿児島県は私も含めて初めて行くという選手・スタッフが多かったです!
●千葉県の旗
1回戦
VS宮崎県 3-3 PK4-5
激戦の末、悔しい敗戦となってしまいました。
宮崎県は、鹿児島県のすぐお隣の県なので、地元の小学生たちが応援にきて「いっけーいけいけいけいけ宮崎!!」と応援していました(笑)
今回のチームはこの日をもって解散となりますが、、、
来年の国体でリベンジできるよう、また選手は自チームに帰ってレベルアップに励んでほしいです!
約1ヶ月間、たくさんの方と出会い新しい発見をすることができました!!
携わってくださったすべての方々、応援してくださった皆様に感謝申し上げます。
今後ともよろしくお願い致します!!!