今回は、徐々に寒くなってくるこれからの季節におススメなお灸のお話です。
お灸ってご存知ですか?
奥の細道で有名な松尾芭蕉も体調管理の一つとしてお灸を使用していました。
色々なタイプのお灸がありますが、昔からよくお灸の治療で使われていたのが、こちらのモグサと言うものです。
原材料はヨモギの葉です。
昔からヨモギは殺菌力が高いことから、食べ物に混ぜたり、飲んだりとお腹の健康管理に活かされてきました。
お灸をして体を温めてあげると、どのような効果があるのでしょうか?
お灸は一般的に40℃~50℃ほどの温熱があり、お風呂やカイロより温熱が高いのが特徴の一つです。
お灸をツボにしてあげる事により、深部体温を上げることができます。
深部体温が1℃上がると、免疫力が30%UPすることは知られており、免疫力を高める事により、これからの時期に毎年流行する、インフルエンザウイルスや風邪に負けない体を作ることができます。
当院ではツボに直接、モグサを据えて治療をする事もございますし、写真の様に紙筒に入ったモグサに火を付け、肌には直接つけないお灸を使い、心地良い温熱刺激で治療も行っております。
また、自宅でお灸をする方のために、煙のでないお灸もご用意してあります。
煙のでないお灸ですので、匂いや煙はほとんど気にしていただかなくて大丈夫です。また、セルフケア用のお灸ですので、熱すぎる心配もほとんどございません。
お試しも出来ますので、ぜひ、お声かけください。
現在、過去に好評を頂いた、お灸教室の準備も進めております。
(以前開催したお灸教室の写真となります)
せんねん灸認定のセルフケアサポーターの鍼灸師が、自宅でお灸を行う際のポイントをわかりやすく丁寧にお伝えいたします。
お灸教室に関しては、詳細が決まり次第、当院のHPまたは各種SNSで告知いたしますので、お待ちください。
今年の冬はお灸で体を温め、免疫力をUPさせて過ごしましょう。