甘酒が身体に良いって、ご存知でしたか?
今回は甘酒が身体に及ぼす良い効果、そして、夏に甘酒がオススメの理由をお伝えします。
甘酒は「飲む点滴」って言われているくらい栄養豊富な「スーパードリンク」なんです。
甘酒は米麹や酒粕を原料とする日本の伝統的なの物の一つです。
もしかしたら、若い方は馴染みが少ないかもしれません。
甘酒には、20種類の必須アミノ酸の内9種類もの必須アミノ酸(トリプトファン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、スレオニン、イソロイジン、ヒスチジン、バリン、ロイシン)が含まれています。
また、ビタミンB群(B1、B2、B6、ナイアシン)、ミネラル(ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン)、食物繊維やオリゴ糖、最強の抗酸化物質の異名を持つエルゴチオネインも含んでいます。
必須アミノ酸は、たんぱく質の素となるものです。体の回復には欠かせない栄養素となります。
ビタミンB群には、肌などを構成するたんぱく質の代謝を促進するため、美容効果が期待できます。
食物繊維やオリゴ糖には腸内環境を整え、便秘の予防、解消が期待できます。
このように、甘酒に含まれるこれらの栄養素により、疲労回復や美容効果が期待できます。また、昔の人は、甘酒は夏バテ防止の飲み物として重宝しており、俳句の夏の季語にもなっています。
もし、甘酒のトロっとした感じが苦手と言う人は、甘酒の炭酸割が飲みやすくなり、おすすめです。
ただ、甘酒は100gあたり約81キロカロリーあると言われていますので、飲み過ぎには注意しましょう。
今年の夏は甘酒を飲んで、乗り切りましょう。