紫外線が多い季節となってきました。
日傘をさしている方を見かける機会も増えてきたような気がします。
今回は、紫外線対策、日焼けでダメージを受けてしまった肌に効果的な方法をご紹介します。
1 効果的なアフターケア
「冷やす」
日焼けした肌は軽いやけどと同じ状態になっています。炎症が起きているので、冷やして炎症を抑えましょう。
・冷たいシャワーを浴びる
・氷水で冷やした濡れたタオルを当てる 等
氷や保冷剤を直接皮膚に当てると、皮膚にとっては冷たすぎてダメージを与えてしまうことになるので気をつけましょう。
「保湿」
日焼けをした肌は水分が奪われ乾燥している状態です。火照りが落ち着いてから、保湿化粧水なので保湿しましょう。
「水分補給」
日焼けをした後は、肌だけではなく、体の中の水分も少なくなっています。しっかりと水分補給も行いましょう。
2 食事からのケア
「ビタミンやミネラル」
ビタミンは、紫外線から肌を守るための抵抗力をつけてくれます。特にビタミンCはシミやそばかすの原因となるメラニンの合成を抑えてくれる効果があります。
ビタミンCが多い食べ物は、トマト、パプリカ、ブロッコリー、ジャガイモ、レモン、グレープフルーツ、キウイ、スイカなど
亜鉛などのミネラルは、細胞の分裂・再生を助け、シミやそばかすを防ぎます。
ホタテ、牡蠣、牛肉、大豆製品などを積極的に取りましょう。
「抗酸化成分」
紫外線を浴びると、活性酸素が発生し、メラニン色素が活性化してしまい、シミの原因となってしまいます。この活性酸素を取り除く役割を果たしてくれる作用が抗酸化作用です。
ナッツ類やアボカド、ゴマなどに含まれるビタミンEは抗酸化作用があります。
また、リコピンはビタミンEの数百倍の抗酸化作用があると言われています。
リコピンは赤い色の食材に含まれており、代表的な食べ物はトマトです。他にも、ニンジン、スイカ、ピンクグレープフルーツです。
紫外線が強い時期は、抗酸化成分が多いビタミンEやリコピンは積極的に取りましょう。
3 東洋医学的なケア
東洋医学では、肌は「肺」と深い関係があります。
肺の働きは、呼吸以外にも
・綺麗な酸素と老廃物を分ける
・全身の肌に潤いをもたらす
と言う働きがあります。
老廃物とは、二酸化炭素だけではなく、汗、尿、便などです。
例えば、便秘が続くとニキビが出来たりするなど、東洋医学的に診てもかかわりは深いです。
では、肌が乾燥してしまっている時には、外側からは保湿液などを使って保湿してあげることが出来ますが、内面からは食事以外に「深呼吸」をしてあげる事が役立ちます。
最近、深呼吸はされましたか?
ヨガやピラティス、ストレッチを定期的に行っている人は習慣的に深呼吸を行っているかもしれませんが、なかなか普段から深呼吸をしている人は少ないと思います。
全身に新鮮な酸素が行きわたっているのをイメージしながら、ゆっくり大きく息を吸い、なが~く息を吐き出すように行うと効果的です。
まとめ
効果的なアフターケアは「冷やす・保湿・水分補給」
ビタミンC・E、リコピンやミネラルを食事から取るようにする。
体の隅々に水分や栄養が行くように、深呼吸。
お肌の細胞の代謝を早めるためには、美容鍼も効果的です。シミやシワが薄くなります。
※お肌に火照りがある場合は、火照りが落ち着いてからの施術となります。
美容鍼の内容に関しては、コチラからご覧ください。