今回は、太ももの肉離れを予防するためのストレッチをご紹介します。

太ももは前側にある筋肉(大腿四頭筋)や後ろ側にある筋肉(ハムストリングス)のどちらも、肉離れをしやすい二関節筋と言う分類の筋肉になります。

※二関節筋とは・・・・起始(筋肉が骨から始まる場所)と停止(筋肉が骨について終わる場所)が二つの関節をまたぐ筋肉。関節を二つもまたぐことにより、一つの関節の動きだけではなく、二つの関節の動きで筋肉が働かなければならず、疲労しやすかったり、縮みながら伸ばされてしまったりと、急なストレスを受けやすい種類の筋肉。

※ストレッチの効果とは・・・・

ストレッチの効果の一つに血流の改善があげられます。

血流を改善することで筋肉に酸素を供給するとともに蓄積した疲労物質も血流に乗せて患部から流します。

痛みのない範囲で20秒くらい筋肉を伸ばしましょう。

1:太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)のストレッチ

①横向きに寝た状態で、左手で左の足首を持ち、太ももの前側(大腿四頭筋)を伸ばします。もし、手が届かなければ、タオルを使い引っ張っても大丈夫です。

②反対側の脚は、腰が反らないように膝を曲げた状態で前方に出しておきます。

③そのままの状態でも太ももの前側(大腿四頭筋)は伸びますが、さらに、反対側の脚の踵で膝の上を押してあげると、更に伸びます。

④上から見た時に股関節が一直線になるように気をつけましょう。

2:太ももの裏側の筋肉(ハムストリングス)のストレッチ

①膝を曲げた状態で、太ももを抱え込みます。

②そのままの状態で、ゆっくりと伸ばせる範囲まで膝を伸ばし、太ももの裏側(ハムストリングス)を伸ばしましょう。

ぜひ、試してみて下さい。

首・肩こり解消のストレッチ

野球肩を予防するためのストレッチ

こむら返り予防のストレッチ