オスグッド・シュラッター病(以下、オスグッドとする)は、11歳~13歳のスポーツをしている男の子に多く見られ、図のように膝のお皿の下のでっぱりの部分(脛骨粗面)に痛みや腫れが出ます。
バレーボール、バスケットボール、サッカーなどの競技に多く、下肢の柔軟性の低下や、猫背などの良くない姿勢が影響で発症します。
オスグッドは我慢すれば頑張ってプレーできてしまうため、早期に安静にされないケースが多くあります。
しかし、早期に安静にされず、症状が悪化してしまってからでは、
「なかなか痛みが取れない」
「少し良くなってもプレーを再開するとすぐに再発してしまう」
と言った状態に陥ってしまい、トレーニングを100%の状態で行うことが難しくなり、上達にも影響が出てしまいます。
海外ではオスグッドで痛みを感じた場合は、早期に安静を図りるため悪化する事例は少ないようです。
「基礎技術の習得は15歳までが非常に重要。膝や足に痛みがありながら基礎技術の練習を行っても上達しない」
と、元フランス国立サッカー学院校長 クロード・デュソー氏もおっしゃっております。
当院では、早期の運動中止による安静などを適正に判断し、その部分に負担がかかる原因となる身体の使い方を改善していきます。
オスグッドを早期に発見するためには・・・
・自分で膝下のでっぱりを押すと痛い
・スクワットをすると膝の前方が痛くなる。
など、チェックをしてみて下さい。
当てはまる方がいらっしゃいましたら、ぜひ、当院へ御相談下さい。
当院にはサッカー専門のスタッフも在籍しております。
気になる点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。