今回は、肩こりに効果的なエクササイズを紹介します。

肩甲骨を支えている背中や脇の筋肉(前鋸筋・菱形筋)が弱いと、肩甲骨を上から引き上げる筋肉(僧帽筋・肩甲挙筋)のみに負担がかかり、硬くなったり、血行不良になり、肩こりとなってしまいます。

トレーニングの目安

10回を1セットで、3セット程行いましょう。

筋肉の収縮を意識しながら行えれば、更に効果的です。

痛みが出る場合は、中止しましょう。

1:脇の筋肉(前鋸筋)のトレーニング

仰向けに寝た状態で、写真の様に腕を真っ直ぐ立てます。

肘は伸ばしたまま、天井に向かって遠くに腕を伸ばすようにすると、肩甲骨が外側に動いてきます。

この腕を遠くに伸ばしたり、戻したりと言う運動をリズミカルに行います。

2:背中の筋肉(菱形筋)のトレーニング

手を腰に当て、胸を張ります。

その状態のまま、肩甲骨を背骨に引きつけるように寄せてきます。

この運動をすることにより、背骨から肩甲骨についている、筋肉のトレーニングになります。

1(前鋸筋)と2(菱形筋)の筋肉を鍛えてあげる事により、肩の上の筋肉(僧帽筋・肩甲挙筋)のみで支えるのではなく、全体的に肩甲骨を支えることが出来るので、肩こりしにくい身体になります。

ぜひ、やってみて下さい。

肉離れ予防のストレッチ

首・肩こり解消のストレッチ

野球肩を予防するためのストレッチ

こむら返り予防のストレッチ